弁護士 山本衛 On Court

地域を巻き込んだスタジアムアリーナの在り方

先日、「スポーツ法政策研究会」の勉強会に参加してきました。
この研究会は、第二東京弁護士会が主催する、スポーツ法務を取り扱う弁護士が集まる研究会です。数か月に一度勉強会を開催しています。

私自身、実は3年ほど前からスポーツ法政策研究会自体には所属していたのですが、勉強会の日程に全く予定が合わずにずっと参加できず。
今回初めての勉強会参加となりました。

勉強会のテーマは、「地域を巻き込んだスタジアムアリーナの在り方」というタイトルで、講師は著明な建築家の先生でした。
とても興味深い内容でした。
たとえば野球場は、野球をするだけならそれだけでも十分です。
しかし、野球場にたくさんの人が来てもらえるためには、もっと工夫できます。
たとえば、野球場の周りごとエンターテイメント施設にして子供たちの遊ぶ施設を作ったり。
野球場の周りを公園にして、様々な催しをしたり。
それこそ野球を見るスタジアム自体を、野球を楽しく見れる構造にしたり。
野球場を総合的なエンターテイメント施設として考え、地域の人々が「また来たいな」と思ってもらうスタジアムにするというアプローチです。
これを、建築学の視点を交えながら学びました。非常に有意義な機会でした。

テニスに引き付けて考えると、数年前に一度、世界的な大会である全豪オープンの観戦に行ったときのことが思い出されます。
やはり世界的に大きな大会だけあって、テニスコートだけではなく、会場である「メルボルンパーク」全体が、一つのエンターテイメントになっていました。
会場にいるだけでわくわくする、そんな雰囲気がありました。
現在、日本最大のテニス施設といってよい有明コロシアム(有明テニスの森公園)が、東京オリンピックに向けて改修中です。
有明はまさに、公園と一体化した会場としてエンターテイメントの場たりうるところです。
実際にジャパンオープンの開催時などは、会場全体が盛り上がっています。
リニューアルしてもっともっと魅力的な施設になって、オリンピックやその後の日本のテニスが盛り上がることを期待しています。

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